導入事例
2026/05/14
【導入事例:株式会社キャッチボール様】累計3万店舗の導入実績を持つ後払い決済サービスが、半年で90%の工数削減と回収率の向上を実現

Lecto導入前の課題
回収に向けた初動が遅く、また督促文言も一律で加盟店ごと・金額帯ごとの細かい施策ができない
督促の準備に多くの時間を取られてしまい、効果の分析や他の業務に手が回らない
今後のサービス拡大に向け回収率を上げ、健全な事業成長を継続させるための強固な基盤を整えたい
Lecto導入後の効果・変化
督促業務のシステム化により督促の頻度やタイミングも適切にコントロールできるほか、加盟店や金額帯ごとのきめ細かい対応が可能に
督促準備の業務時間が90%削減でき、督促効果分析などの戦略的業務に集中できるように
導入から半年で5%回収率が向上、事業の収益性改善を実現
後払い決済(BNPL)分野の先駆者として、累計3万店舗以上の導入実績を持つ後払い決済サービス「後払い.com」を提供する株式会社キャッチボールは、日々、大規模な債権管理・督促・回収業務の効率化と経営課題の解決を目指し、Lectoプラットフォームを導入しました。
Lectoプラットフォーム導入後、督促のシステム化により業務時間を約90%削減し、それまで手作業では実現できなかった施策の実行を可能にしました。その結果、導入から半年で回収率が5%向上し、債権管理の適正化を通じたコスト抑制により事業の収益性改善を実現しています。
今回は、同社がLectoプラットフォームを選んだ背景や導入のプロセス、そして実際の効果についてお話を伺いました。
会社・事業について
貴社事業についてお聞かせください。
五十嵐さま)
キャッチボール株式会社は、BNPL(Buy Now Pay Later)を中心とした後払い決済サービスを提供しています。『いつでも「安心・便利な決済」を。』をスローガンに掲げており、長年培ったノウハウを活かして、事業者様と利用者様の双方のニーズに寄り添った決済サービスを提供しています。

特に事業者様においては、請求から回収までの業務を一括で引き受けることで、煩雑なバックオフィス業務や未回収リスクから解放し、本業への専念をサポートすることが、私たちのミッションです。
EC通販向けのコンビニ後払い決済や、企業間決済向けサービスなど、複数の後払い決済ソリューションを展開しており、なかでも「後払い決済.com」の導入実績は累計3万店舗以上にのぼります。


導入前の状況
Lectoプラットフォーム導入前の課題について教えてください。
五十嵐さま)
「後払い.com」では、累計3万店舗以上の加盟店様にご利用いただいており、日々膨大な債権管理業務が発生する状況にあります。Lectoプラットフォームの導入前までは、これらの督促業務の多くを手作業で行っていました。
対象者のデータ抽出、条件判定、各通知ツールへのアップロードといった一連の作業を、対象となる数万単位での督促を行うたびに、2〜3時間を要していました。この作業は週3回程度実施されており、1人の担当者が週大半の午前中をこの業務に費やすという状況です。
これ以上の工数を増やすことが難しいという制約から、督促通知を送り始めるタイミングをもっと早くしたい、加盟店様ごと・金額帯ごとに異なる文言で対応するなどの対応を諦めざるをえませんでした。また、工数の制約から一定額以上の債権のみへの対応に絞らざるを得ず、少額債権への通知を十分にできていませんでした。
また、今後もサービスを成長させていくためにも、未回収リスクの抑制は避けて通れない経営課題であり、そのためにも、自分たちのアクションに対する分析をしてより回収率の高めるような施策が実施できるようなツールを導入したいと考えていました。
Lectoを選んだ理由は何でしょうか。
五十嵐さま)
複数のソリューション検討の中で、Lectoプラットフォームを選定した理由は、いくつかありました。
まず、導入のしやすさです。SaaSベースで、CSVからの簡単な読み込みからスタート可能でしたので、システム開発が不要でハードルが低かったのが大きかった。
次に、案内業務のシステム化が実現できるという点です。私たちが抱えていた業務負荷の課題を解決できると感じました。
そして、きめ細やかな粒度の設定が可能だということです。請求書発行タイミングに合わせた督促設定など、細かいカスタマイズが可能で、それぞれの請求内容に応じた、最適なご案内ができると感じました。
さらに、メール、SMS、IVR(自動音声応答システム)等、すでに社内で実施していた複数のご案内手段を全てカバーできるというのも大きなポイントでした。

現在の運用状況
現在どのようにLectoプラットフォームを活用していますか
五十嵐さま)
これまでは、メール、SMS、IVRといった複数のご案内手段を個別のツールで管理していました。Lectoプラットフォームを導入したことで、これらすべてが一つのプラットフォームに集約されるようになりました。
また、支払いが滞った場合の督促から入金確認、リマインドのご連絡、回収の進捗管理まで、すべてLectoプラットフォームによって自動で実施できています。
浅貝さま)
以前はメールや電話で担当者が個別にご案内していましたが、今はシステム化され、対応の遅れや漏れがなくなりました。
また、ダッシュボードを見れば入金や督促ステータスがすぐに分かるので、チーム内での共有もすごく楽になりました。
導入において、課題などはありましたか?
五十嵐さま)
管理方式が違ったため最初は戸惑いました。私たちは注文単位での管理を行っていたのに対し、Lectoは顧客単位での管理という異なるアプローチを取っています。当初はこの概念の違いにより、チーム内で若干の学習期間を要しました。ただ、スタッフトレーニングを通じて徐々に慣れていき、現在は円滑に運用できています。
また、Lectoプラットフォームのセグメント設定(※)をどうするのが良いか悩みましたが、私たちの要望を聞き、どう設定すれば理想とする方法を実現できるかをLectoのカスタマーサクセスチームに提案いただき、最適な運用方法を確立することができました。
※ セグメント設定:どの債権にどのような督促をするか分けるための機能
Lectoを導入して債権管理・督促・回収業務はどう変わりましたか
五十嵐さま)
Lectoプラットフォームの導入により、大きく3つの変化がありました。
まず1つ目は、ご案内の早期化と通知頻度の最適化を実現できました。 これまでは手作業のため、一定期間が経過してからまとめて対応せざるを得ませんでした。しかし今は、それぞれの状況に応じた最適なタイミングで、速やかにご案内を開始できるようになっています。
浅貝さま)
作業工数の関係で複数回の通知を行うことは、これまでは一定額以上の債権のみに絞って実施せざるを得なかったのですが、Lectoプラットフォームにより、現在は金額等に関わらず全てのお客様に対して複数回のご案内の早期化と、通知頻度の最適化ができるようになっています。これまで対応できていなかった債権にもアプローチできるようになったのは、大きな変化です。
五十嵐さま)
2つ目は、回収率の改善です。Lectoプラットフォームを導入して約半年ほど経過しましたが、導入前と比較すると回収率が5%ほど向上しています。これは単なる業務効率化ではなく、未回収リスクの抑制を通じたコスト最適化、つまり事業の収益性改善に直結する成果です。この改善は、先ほどお話したご案内の早期化と、通知頻度の最適化、そして対象範囲の拡大がもたらした結果だと考えています。
そして3つ目が、業務時間の大幅な削減です。これまで週3日程度、1日2〜3時間を要していた督促準備作業が導入後はほぼゼロになり、今では月間でも3〜4時間程度で完結するようになりました。おおよそ90%もの時間が削減できています。
元々1日分の作業量が1か月で完了するようになったので、担当者のリソースに大きな余裕が生まれました。現在はその時間を使って、戦略的な業務に充てられるようになりました。さらなる最適化に向けた、継続的な改善に繋がっていくと実感しています。

Lectoプラットフォームはどのような企業・サービスに向いていると思いますか
五十嵐さま)
自社で債権管理を行っている企業、特に手作業が中心の企業にはすごく向いていると思います。
大規模な債権数を扱う企業や、回収率改善が経営課題の企業にも適しています。複数の督促手段を組み合わせたい企業や、きめ細かい施策・セグメンテーションによる柔軟な運用を希望する企業にも、特に有効だと考えます。
何より、Lectoのメール・SMS・IVRのシステム化により、対応の一貫性が保証される一方で、セグメント設定による柔軟な施策も可能という点が、他にはない大きな強みだと思います。
Lectoプラットフォームを導入して特に評価している機能は何ですか
五十嵐さま)
導入時のサポートが本当に手厚かったというのが、印象的でした。
当初、セグメント設定が複雑に感じられたのですが、Lectoのカスタマーサクセスチームから「こういうふうにやりたいんですね」という私たちの要望を丁寧に聞き出してくれて、複数の実装方法を提案いただきました。その提案がうまくいき、最適な運用方法を確立できたというのは、本当に助かりました。
浅貝さま)
セグメント設定の機能そのものです。
セグメント設定により、加盟店ごと、金額帯ごとに異なる督促文言を使い分けることが可能になったんです。これまでは手作業だったので、一律の文章で対応するしかなかったのですが、Lectoではそれがきめ細かく設定できる。
手作業で細かい区分を変えていくと、ミスが発生する可能性も増えてしまいます。でもLectoなら、一度セグメント設定をしてしまえば、誤りなく運用できる。そこが本当に魅力的です。
加盟店の性質や債権の金額によって、最適なアプローチができるようになったことで、より効果的な督促が実現できていると思います。
▼Lectoプラットフォームの督促設定画面イメージ

今後について
今後の展望について教えてください
五十嵐さま)
私たちとしては、Lectoプラットフォームを導入したことで、スタッフが戦略的な業務に充てられる時間が増やせるようになったのが、大きな成果だと思っています。
今後も、Lectoプラットフォームのダッシュボード機能をうまく活用しながら、未回収を減らしていくための改善にも取り組みたいですね。「どんなタイミングで、どんな文面なら失礼にならずに伝わるのか」といった細かな部分を見直して、効率化だけでなく、連絡を受ける側の体験価値も上げていきたいと考えています。
加えて、分析の領域にAIを活用していって、人では見きれないような多角的な分析ができるようになれば、より効率的で効果を最大化していくことが可能になるのではないかと思います。この辺りもLectoプラットフォームの今後の進化に期待したいですね。
株式会社キャッチボールのみなさま、ありがとうございました!
債権管理・督促回収にお困りの企業様は、ぜひLectoセールスチームまでお問合せください!
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